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私たちの身体と環境との繋がりということを、分子生物学から見ると、こういうことだそうです。
「肉体というものについて、私たちは自らの感覚として、外界と隔てられた個物としての実体があるように惑じている。しかし、分子のレベルではその実感はまったく担保されていない。私たち生命体は、たまたまそこに密度が高まっている分子のゆるい「淀み」でしかない。しかも、それは高速で入れ替わっている。この流れ自体が「生きている山ということであり、常に分子を外部から与えないと、出て行く分子との収支が合わなくなる。」 (福岡伸一著「生物と無生物のあいだ」より引用)
人の身体と自然環境との境目とは、意外に暖昧なものなのですね。だかれこそ、「自分の殻」を作ることは、なんと無意味なことでしょうか。
「人は皆つながっている」ということが、単なる精神的教訓のような言葉ではなく、すなおに腑に落ちてくるのではないでしょうか。
このように生命体が密度の高まった分子の 「淀み」だとすると、ポジテイブ思考の人のエネルギッシュな「淀み」と、ネガティブ思考の人の 「淀み」とでは、『密度』という点では当然違ってくるものしょう。
女子レスリング選手浜口京子選手の父親であり、元プロレスラーのアニマル浜口氏が連呼する「気合いだ!気合いだ!気合いだ!」の「気合」というのも、このような分子の密度の気の流れと理解すると納得がいきますね。